眼精疲労が視力低下の原因に?回復するには?

眼精疲労はあくまで一時的な目の疲れだと考える人が多く、そのことが眼精疲労が軽んじられる原因かもしれません。しかし眼精疲労は確実に目の健康を蝕んでいき、特に永続的な視力低下に繋がっていきます。眼精疲労による視力低下は必ずしも最初から回復不能なものというわけではありませんが、慢性的な眼精疲労は視力が低い状態を定着させてしまいますので、可能な限り予防に努める、また視力低下が自覚できたらすぐに回復を試みるなどの対策が必要です。

 

眼精疲労は筋肉と血管に長期的な影響を及ぼしますが、視力低下は人間の目におけるレンズの役割を担う「チン小帯」という筋肉の働きが鈍ることで起こります。眼精疲労により筋肉への栄養供給が不足したり疲労物質の回収が滞ると、筋肉が思うように伸びたり縮んだりできないようになるため、ピントを合わせる能力が低下して視力低下が起こります。ただしこの段階では血行を良くしたりすることで筋肉疲労さえ解消できれば視力回復します。しかし放っておけば、一定以上にピントを合わせられない状態が常態化してしまい、永続的な視力低下となります。

 

ですから、視力低下を意識した時点で、目の上に蒸しタオルを置く、血行を改善する目薬を使う、目の周りの筋肉をマッサージするなどで筋肉疲労を解消する必要があります。目を酷使するような作業の後には目のマッサージを習慣づけておくと、視力低下を防ぐことができるはずです。